ハラがふくれたところで、車で移動して真田城見学です。ははー! 敷地はけっこうな広さで、丘あり川(お堀?)あり、さっと一回りは難しい感じでしたね。キモエパペットを持ってふらふらしていると、真田城に詳しいおじさんに遭遇し、かなりの間、おじさんからいろいろな話をお聞きしました。オレ、このあたりの日本史、とんと疎いですからねぇ、ヤバいです。何を話しているのやら、さっぱりでした。。長野組のお話では、真田城に詳しいこのおじさんを知っている人はけっこういるのではないか、ということ。おじさん、真田家が大好きなんすね。ありがとうございます。
さんざんのんびりして日陰で涼んだりした後、ようやく真田城を抜け、次の目的地の上田観光会館に。上田のいろいろが展示されています。二階に上がると、背丈よりもでっかいケンジの仮アバターの着ぐるみに驚かされます。そば茶のサービスもあったりと休憩にはうってつけ。和めます。映画関連の資料や映画人たちのサインなども数多く展示されておりましたよ。
さっそく第四のスタンプをペタン! おや?どうやらここが最後のスタンプ場所らしーですねぇ。黒の背景に白字でこう書かれていました。「感動★プロジェクト アホアホパワーは世界を救う」と。うーん。わかったようなわからんような、、花札の柄を想像していただけに、若干、拍子抜けしたような。。ともかく集めるべきスタンプはあと2つ、となりました。
のんびりしすぎて、なんと、夕暮れが迫ってきてしまいました。あわてて次の目的地、池波正太郎真田記念館に向かいます。慌てすぎて駐車場を素通りしてしまったりなんだりで時間もさらに進み、着いたときには閉館時間ジャストの5時。どうにかスタンプは押せましたが、何も見れずじまいです。松に鶴のスタンプが泣いてますよ、ほんと(笑…)。係員さんに「こんどはちゃんと見に来てねー」とありがたきお言葉を頂戴してしまいました。ははー!次回ご訪問の暁には、しかと拝見させていただきます。てなわけで、どうにかギリギリ第五のスタンプを確保し、いざ!最終地点へ出撃じゃあー。
最後のスタンプポイント岡崎酒造を目指します。池波正太郎真田記念館から徒歩で数分のところです(オレたちは車移動ですが)。この小径は古くからの町並みを残す、趣のある美しい場所だそうです。お店の明かりが夕暮れに溶け込み、独特のしっとり感を備えておりましたが、写真撮影は難しい時間になってしまいました。でもまぁ、もうよいです。こうなると最後のスタンプが押せれば良し、です。美人の店主さんは、スタンプ目的のオレたちにも優しくご対応してくださいました。おいしい日本酒の試飲もたくさんできるそうですよ。スタンプラリー、楽しいじゃないですか。ちょっとした達成感と充実感が心地よいです。驚きです。今まで未経験なんて、オレ、未熟者でしたね(笑)。
楽しい夏の上田の旅は終わり、時は晩秋。今ここ東京で、原稿を書き上げている最中です。当日の写真を見たり、描いてもらったイラストを見たり、ウェブサイトの構成を考えたりしているうち、ようやく、気づきました。アホアホパワーは世界を救う、という意味が。オレ流ですが、オレなりに気づいたんです。「サマーウォーズ」に出てきた別所線に乗りたいがため「だけ」に、上田行きを実現しちゃったオレ。それってもうアホ以外の何でもないですよね。
ぜひとも、また行ってみたいものです。そして必ずや、あの古い別所線で、映画と同じシーン写真を撮ってみたいです。おしまい。